vol.50のおでん種 は「ごぼう巻」。
さて、「めぐみ食堂」というおでん屋が舞台の小説『婚活食堂』の作者である山口恵以子さんは、めぐみ食堂のメニューからどの肴とお酒を合わせるのでしょうか。
今週のおでん種「ごぼう巻」

ごぼ天とも呼ぶ。棒状にしたごぼうを芯にして魚のすり身で巻いたさつま揚。すり身の部分に刻んだごぼうを混ぜ込んだものもある。ごぼうのシャキシャキ感が食欲を誘うおでん種。うどんによく入る天ぷら粉で揚げたごぼう天ぷらもごぼ天とも呼ばれ西日本でよく食される。
おでん種「ごぼう巻」に合う肴
<甘エビのマヨネーズ和え>
材料(2人分)
- 甘エビ(刺身用)・・・1パック(150gくらい)
- チャービル(セルフィーユ)・・・少々
【A】 - マヨネーズ・・・大匙4
- ケチャップ・・・小匙2
- コンデンスミルク・・・小匙1
- 白胡椒・・・少々

作り方
- 【A】をよく混ぜ合わせる。
- 甘エビをボウルに入れ、【A】を加えてよく和える。
- 器に盛ってチャービルを飾る。
- チャービル(セルフィーユ)はフランス料理によく使われる香草で、フレンチパセリとも呼ばれます。スーパーで普通に手に入る食材ですが、他の香草で代用しても、なしでもOKです。
ペアリング
「ごぼう巻」
「甘エビのマヨネーズ和え」には
『山形正宗』純米吟醸 雄町・冷酒(水戸部酒造)

【作家コメント】『山形正宗』純米吟醸雄町はメリハリの利いた爽快な味わい。洋の素材とも相性が良い。

このおかずが掲載している箇所
『婚活食堂』第4巻

「甘エビのマヨネーズ和えって、ただのマヨネーズなの?」
「ケチャップとコンデンスミルクと白胡椒を少し混ぜてあります。これはワインがお勧めです。」
婚活食堂と山口恵以子さんについて
『婚活食堂』
女将の恵が1人で切り盛りするおでん屋、東京・四谷の「めぐみ食堂」を舞台とした連作短編集。元・人気占い師の恵は、ある事情があって今は“見る力”を失っていたが、結婚のさまざまな悩みを抱える常連客と接するうちに、“男女の縁”が見えるようになって——。ときにほろ苦くも心あたたまるハートフルストーリー。2024年11月現在、PHP文芸文庫から12巻まで刊行中(シリーズ累計35万部)。
PHP研究所『婚活食堂』ページはこちら
※『食と酒シリーズ』(『婚活食堂』『食堂のおばちゃん』『ゆうれい居酒屋』)では100万部を超える
山口恵以子(やまぐち・えいこ)
脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年『邪剣始末』で作家デビュー。2013年『月下上海』で第20回松本清張賞受賞。近著に『めしのせ食堂: こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」』『ライト・スタッフ』『バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ』 などがある。
料理:田村有希、奥津真実/撮影:岩下秀徳/書籍装丁:大岡喜直(next door design)/書籍装画:pon-marsh/協力:PHP研究所
