~おでんデータから読解く日本 Ver.12~


あるある学1回目から8回目は、西日本のおでんにフォーカスし、豚肉やクジラの話、和食と昆布の話、東西の鍋料理とおでんの関係性などの話を紹介してきました。

9回目から11回目は、フォーカスする場所を東日本に移し、愛知県と岐阜県の味噌とおでんの関係、静岡県のおでんを紹介しました。

この連載の1回目で、「中四国・九州地方では、おでんに牛すじを入れることにより調理時間が長くなり、かまぼこを入れるようになったのでは?」という筆者の考えを述べたところ、読者の方から詳しく知りたいとのご要望がありました。

今回はこの質問に対して、調理時間のデータ、おでん種の用意率のデータ、かまぼこの構造写真などを用いて説明をしたいと思います。※データについてはこのページの最後に《調査概要》を記載。

1回目の記事はこちら


「牛すじ・調理時間・かまぼこの物性の関連でおでんにかまぼこが入る?」の続きを読む

Keywordsキーワード